図書館類・総合研究所ブログ

ブログ「図書館類・総合研究所」の中の人。公共図書館を中核にしながらも、大学・学校・専門図書館。それを支えるICT教育。書店・出版社の動向。情報システムの動き。MLA連携。自治体の情報化をフィールドワークにしています。Facebook https://www.facebook.com/yuta.hattori.311  Twitter https://twitter.com/hat2hat2

ニュース/IT/障がい者/mobile/【14-1-23news】映画のバリアフリー字幕、副音声をスマホで

 映画・映像のバリアフリー視聴拡大に取り組む、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(以下、MASC)と、アイティアクセス株式会社は、スマホのアプリ『おと見』(MASC開発、iOSおよびAndroidOS対応)を使って、映画館のスピーカーから流れる音声を拾って情報保障を行うサービスを行う。

 映画本編の音声に、『SyncNow』を使って、作品識別情報とタイム情報を埋め込み、スマホアプリ『おと見』と同期させてバリアフリー字幕や多言語字幕、及び視覚障害者向け副音声等をスマホタブレットPCに送出する仕組み。

引用元

http://japan.cnet.com/release/30062308/

NPO法人 メディア・アクセス・サポートセンターのサイト

http://npo-masc.org/dl/modules/pico/index.php?page=menu

MASC.onlineのサイト

http://npo-masc.org/index.html

 

これ、なかなか面白い仕組みですね。事実上、MASCが取りまとめているようですけど。従来の字幕付きDVDでは、メーカー側のコストがかかっていましたが、この方法なら、コストもかからないし、汎用性も高いですね。あとは、対応する字幕映像の本数が増えることがポイントになるんでしょう。

 

ニュース/博物館/【14-1-11-2-23茨城】水戸と福島結んだ古道 古地図など展示 常陸大宮市歴史民俗資料館

 常陸大宮市歴史民俗資料館では平成25年度企画展として「~水戸と奥州をつなぐもうひとつの道~南郷道」を開催。

 大宮・山方地域を南北に縦貫する「南郷道」は、「棚倉道」と並んで、水戸と南奥棚倉を結ぶ重要な脇往還。難所が多いことで知られているが、紙やこんにゃくなどの特産物が行き交う、地元密着の道でもあった。古地図や石造物、伝承等をもとに復元した南郷道の推定経路を紹介し、沿道に残る文化財を展示。

期日:平成26年1月11日(土)~2月23日(日)

 ※月曜日休館。ただし、平成26年1月13日(月)は開館します。

時間:9:00~16:30

場所:歴史民俗資料館大宮館 常陸大宮市中富町1087-14

電話番号:0295-52-1450

入館料:無料

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20140129-OYT8T01305.htm

http://www.city.hitachiomiya.lg.jp/news.php?category=2&code=573

 

ニュース/公共/【14-2-23北海道】音更ゆかりの作曲家「伊福部昭」生誕100年記念講座

音更町図書館では、道民カレッジ連携講座③として、音更にゆかりの深い作曲家「伊福部昭」の生誕100年記念講座を開催。

 

「作曲家・伊福部昭と音更」

日時:2月23日(日) 午後2:00~午後3:00

場所:音更町図書館(視聴覚室) 北海道河東郡音更町木野西通15丁目7番地

講師:青山昌弘 氏(伊福部昭氏直系の弟子)

費用:無料

申込:2月4日(火)、午前10時から受け付け 電話0155-32-2424

http://www.library.town.otofuke.hokkaido.jp/gyoji0.htm

【参考】

伊福部昭音楽資料室(音更町図書館2階)

 展示パネルでは「氏のプロフィール」、「年譜」の他、終戦後の昭和21年、32歳で上京するまでの足跡を「音更時代」「北海道時代」に分けて、その時代背景や交友関係など様々なエピソードを交えて紹介。

  また、240曲の作品を試聴できるジュークボックスや氏及び同級生、愛弟子のインタビュー映像があり、氏の肉筆の書簡、友人や師弟関係を含めた著書や楽譜などを展示。

http://www.library.town.otofuke.hokkaido.jp/ifukube0.htm

 

伊福部昭は、北海道出身だったのか。父親は音更村(現音更町)の村長だったそうで、この町とはつながりが深いんですね。記念館でもつくればいいのにな。でも、図書館に資料室を設置したのは、正解ですね。図書館側も最大限に利用してほしいもんです。

 

ニュース/博物/マンガ/【14-1-30〜6-末神奈川】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが展示替え : 犬をモチーフに原画約140点を展示

犬にスポットを当てた新展示「大長編ドラえもん のび太の大魔境と世界最古の相棒たち」が始まる。展示期間は6月末までの予定。

ー原画展「大長編ドラえもん のび太の大魔境と世界最古の相棒たち」ー

期間:2014年1月30日〜6月末

場所:藤子・F・不二雄ミュージアム 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号

電話:0570-055-245

費用:一般1,000円

※完全予約制

http://kpress.weblogs.jp/news/2014/01/fujikomuseum.html

http://fujiko-museum.com/gengaten/

http://fujiko-museum.com/blog/?p=14979

 

ニュース/博物館/【〜14-3-30東京】フィルムセンターで「小津安二郎の図像学」-自筆絵コンテなど展示

期間:2013年12月12日(木)~2014年3月30日(日)

時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)

会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展) 東京都中央区京橋 3-7-6 

休室日:月曜日

観覧料:一般200円

主催:東京国立近代美術館フィルムセンター

協力:松竹株式会社

【関連イベント】

小津安二郎と美術」

講師:古賀重樹氏(日本経済新聞編集委員、「1秒24コマの美」著者)

日程: 2014年2月15日(土)

時間: 3:00pm-

※申込不要、参加無料(展示室の観覧券は必要です)。

※当日の企画上映チケットの半券をご提示いただくと、割引が適用されます。

http://ginza.keizai.biz/headline/2456/

http://www.momat.go.jp/FC/ozu2013/index.html

 

小津安二郎の、貴重な自筆絵コンテなど展示されるそうです。時代とともに「小津安二郎」も消えてしまうのか。個人的には、2月15日の関連イベントに興味がありますね。

 

ニュース/マンガ/【14-1-27news】国産短編アニメのポータルサイト「tampen.jp」公開 広報の場として活用期待

 短編アニメ制作を手がけるCALFは1月27日、日本の短編アニメーションについてのポータルサイト「tampen.jp」を公開した。個人作家の作品など、情報も随時募集している。

 短編アニメーションに関するニュースや、上映・トークショーなどのイベント日程、DVDや関連グッズの発売日、作家や作品のメディア掲載情報などを中心に掲載する予定。作家や関係者が月に1回程度のペースで連載するコラムコーナーも設ける。

引用元

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1401/27/news127.html

「tampen.jp」のサイト

http://tampen.jp/

 

このポータルサイトの面白いところは、単に未発表の短編アニメの確保場所というだけではなく、短編アニメに関わるさまざまな情報(ニュース、上映、トークショー、関連グッズ)などのトータルな広報場所としても使えるということですね。

 

ニュース/IT/mobile/【14-1-29news】TVとソーシャルメディアの利用行動。「つながり・一体感」を実感

 アサツー ディ・ケイADK)は1月29日、テレビを見ながらソーシャルメディアを利用する、いわゆる「ソーシャル視聴」の研究プロジェクト・密着取材調査について、成果を発表した。

 「ソーシャル視聴で盛り上がるための方法」として、ソーシャル視聴の行動を、「実況」「感想」「感情」「ツッコミ」「教えて」「番組情報シェア」「視聴予告」の7つに分類できるという。

 ソーシャル視聴では、「いいね!」、コメント、リツイートなどの“ヒトからの報酬”で「つながり・一体感」を実感しているということも判明した。

http://www.rbbtoday.com/article/2014/01/29/116333.html

「テレビ×ソーシャルメディア」がもたらす一体感。ソーシャル視聴で盛り上がっている人たちの7つの方法

ADK テレビのソーシャル視聴についての研究プロジェクト報告>

http://www.adk.jp/html/news/2014/20140129_001970.html

 

ADKの7つの分類は、現実の追認という感じで、特に新鮮味のあるものではありませんでしたけど、テレビを見ながらソーシャルメディアを利用する背景に「つながり」とか「一体感」ということがあるという指摘は面白いですね。

 この「ソーシャル視聴」は、図書館や、博物館でも使えそうな使えそうな気がするなー。