ニュース/公共/【14-1-25news】総務省、政令市に「総合区」設置=区の権限強化、住民サービス充実
総務省は、今通常国会に提出する地方自治法改正案の概要を固めた。政令市の行政区を「総合区」に格上げして権限を強化し、特別職の区長を置けるようにする。道府県と政令市の事業が重複する二重行政を防ぐ「調整会議」の新設も盛り込んだ。政令市の抜本改革を求めた第30次地方制度調査会(首相の諮問機関)の答申を踏まえた内容で、3月上旬の閣議決定を目指す。
調整会議は、道府県と政令市がそれぞれ図書館を建設したり、水道事業を運営したりする無駄を避けるのが目的で両者に設置を義務付ける。協議が調わない場合は、知事または市長の申し出を受けて総務相が勧告する。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014012500189
このあたりもう少し、調べてみないといけないなぁ。大阪では、府市統合でこんな話が飛び交っていますけど、全国規模でこんなこと起きたら、政令指定都市に図書館はなくなってしまう、もしくは停滞する恐れもあるんじゃないの。
ニュース/博物/【14-1-25news】バチカンで近世豊後のキリシタン文書発見 マリオ・マレガ神父が大分地区在任期間(32~50年)に収集
カトリックの総本山バチカンのバチカン図書館で2011年に見つかった約1万点の文書が、マリオ・マレガ神父(1902~78年)が大分地区在任期間(32~50年)に収集した近世豊後のキリシタン関係史料だったことが24日までに、人間文化研究機構(東京都港区)などの調査で分かった。マレガ神父は集めた文書を基にして「豊後切支丹史料」を刊行していたが、原本の所在は長い間不明だった。見つかった史料には同史料集未収録の膨大な文書も含まれていて、今後は禁教下の豊後キリシタンの研究が進むと期待される。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2014_139061010816.html
日本での滞在時期は、戦前戦後の頃か。こんな現代の日本にあった資料まで、海外に渡ってるのか。文化性の違いと言うか、文化にかける意識のちがいなのか。。。
ニュース/委託/【13-12-26News】足立区役所、住民関連業務を富士ゼロックスSSにアウトソーシング
富士ゼロックスシステムサービスは12月26日、東京都足立区に「住民関連業務アウトソーシングサービス」を提供することを発表した。2014年1月6日より、足立区役所にて、スタッフによる戸籍届書の入力や窓口応対などの委託業務を開始する。
足立区は、今年度より戸籍業務を初めとした「専門定型業務」の外部化を進めており、今後は国民健康保険や会計業務の外部化も検討しているとのこと。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/12/26/115384.html
「日本公共サービス研究会」の初回研究会が開催されました(足立区広報2012年8月9日)
2012年8月27日、自治体同士が協力して、様々な政策課題を包括的に解決していくことを目指して発足した「日本公共サービス研究会」の初回研究会が、東京芸術センター21階「天空劇場」(千住1)で行われた。7月27日現在、研究会への参加自治体は153で、この日の研究会には100自治体が参加した。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/hodo/10120727nihonnkoukyoukennkyuukai.html
「日本公共サービス研究会 中間報告書~ 幹事自治体・足立区の視点から ~」(平成25年6月)
4つの検討領域
「専門・非定型業務」
業務に対して高度な専門性を有するとともに、自治体の管理職層による広範な指揮命令に服する必要がある。引き続き自治体職員が従事すべきものとして考えられる。
例)政策立案、予算編成、シティセールスなど
「専門・定型業務」
行政特有の専門性が求められるものの、定型的な処理を繰り返す業務で ある。外部化の事例は散見されつつあるが、依然として「直営」が多く、 非常勤職員の導入で対応しているケースも多い。現在の事務系職員の多くを占めている。
例)戸籍・住民基本台帳事務、会計・出納、窓口業務など
「単純・非定型業務」
専門的な行政知識は求められないが、臨機応変な対応が必要な業務。非常勤等で対応しているが、民間委託等の展開もある。自治体毎の業務量では、運営が非効率な場合がある。
例)庁舎案内、物品調達、庶務事務、ホームページの作成・運営など
「単純・定型業務」
行政特有の専門性は求められず、概ね定型的な処理を着実に繰り返さなければならない業務である。既に民間の受託領域が成熟しており、外部化 が広く展開されている。
例)清掃、給食調理、庁有車運転など
http://www.city.adachi.tokyo.jp/sesaku/documents/chukanhoukoku.pdf
公共サービス 「国保業務、9割委託可能」 民問システム業者が試算(2013.9.3都政新報)
「日本公共サービス研究会」(事務局=足立区)が検討している戸籍や国民健康保険、会計・出納など「専門定型業務」の外部委託化の絵姿が徐々に具体化してきた。同研究会が7月に開いた総会では、国民健康保険と会計・出納について、民間企業2社がそれぞれ、足立区での実務的な作業を基に外部化の流れを提案。特に国保については「定型化に適した業務が多い」として、全仕事量の約9割が外部化できるという検証結果を発表した。
http://blogs.yahoo.co.jp/toukyoujititai/25329726.html
また足立区か。図書館で本格的に業務委託をしたのも足立区でしたね。「日本公共サービス研究会」は足立区が事務局となっていますが、100もの自治体が参加する一大研究会でもあります。この研究会の方向性がいよいよ露わになってきました。 2013年9月の報告では、国保業務の9割を委託することが可能だとしています。この研究会にとっては、図書館はすでに委託で分類されたものであり、今回の研究会の大きな議題とはなっていないようです。しかし、2013年6月の中間報告では、今後の検討議題として図書館もあがっているようです。
ニュース/IT/【13-12-25newsIT】LTE携帯もペースメーカーに影響なし 総務省が調査結果発表
総務省は12月25日、LTE方式の携帯電話端末は心臓ペースメーカーなどへの影響はないとする調査結果を発表した。結果を踏まえ、電波を利用する端末が医療機器に与える影響を防ぐための指針を改訂。「端末をペースメーカーなどから15センチ以上離す」など、従来の携帯電話と同じ指針をLTE端末にも適用する。
引用元
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/25/news136.html
平成24年度電波の医療機器等への影響に関する調査結果及び当該結果に基づく「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改訂
12月25日付けの総務省の調査結果
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban16_03000187.html
昨年10/10付けの各社に掲載されていた「ペースメーカー”携帯の影響ほとんどない”と総務省 電車内携帯マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き」といた主旨の記事。
引用元
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/10/news038.html
時系列に並べてみても、今すぐぴんとこないんですが、去年10月時点で既に鉄道会社は、総務省のペースメーカーが携帯にほとんど影響与えないと言う主旨を聞いて見直しに着手していたようですね。 ただわからないのは、総務省が当初の指針を緩和したのは、去年の1月頃なのですが、何故か鉄道会社が動き出したのは10月ごろで、各紙の記事になったのもその頃です。普通であれば調査結果が出てから、鉄道各社が動くというのが筋のように思うんですがね。
それにしても、心配なのは当事者が置き去りにされているのではないかという日がしてなりません。
ニュース/イベント/博物館/【14-1-25〜3-2宮崎】絵図で歩く日向国 ~城下図・国絵図、そして伊能図~
近世期に作成された日向国の城下図・国絵図や伊能図をもとに、当時の人々の空間認識のあり方や測量技術などを紹介します。
期間:平成26年1月25日(土)~平成26年3月2日(日)
時間:午前9時〜午後5時
休館:火曜日
場所:宮崎県総合博物館 2階特別展示室 宮崎県宮崎市神宮2丁目4番4号
電話:(0985)24-2071
費用:無料
【関連イベント】
江戸時代の天地測量
日時:2月2日(日) 午前10時30分から正午
場所:宮崎県総合博物館研修室1
講師:鹿毛敏夫(国立新居浜工業高等専門学校教授・東京大学史料編纂所研究員)
定員: 30名(当日の先着順)
http://www.miyazaki-archive.jp/museum/topics/2014_hyuga/2014_hyuga.pdf
江戸期の測量技術というと、伊能忠敬を思いうかべますが、実際にはそれ以外もあったようで、、、。2月2日の関連イベントでは、東京大学史料編纂所研究員の鹿毛敏夫氏の話もきけるそうです。
ニュース/博物館/【14-2-11東京】「開館40周年 大津絵大図解」町田市立博物館
大津絵は、江戸時代に東海道と伏見街道が合流し交通の要所として賑わった、旧近江国(現在の滋賀県)の大津・大谷・追分周辺で描かれ、土産物として人気を博した絵画。大津絵の画題には神仏をはじめ、鬼や美人、動物などがまるでキャラクターのように擬人化されて登場。当時の庶民の文化を反映した風刺や教訓が込められています。
町田市立博物館は、1976年より大津絵コレクションの収集しており、その数は49点を数え、館蔵品の目玉の一つとなっている。この企画展では、大津市歴史博物館の大津絵コレクションとあわせて100点余りを展示。
期間:2013年12月14日(土曜日)から2014年2月11日(火曜日・祝日)
時間:午前9時から午後4時30分(閉館時間)まで
会場:町田市立博物館 東京都町田市本町田3562
電話:042-726-1531
休館:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日・振り替え休日の場合は開館し、翌日休館)
費用:高校生以上300円
【関連イベント】
「大津絵のイロハ」
日時:2014年2月11日(火曜日・祝日)午後2時から午後3時30分まで
会場:町田市立博物館講堂 東京都町田市本町田3562
申込:不要、そのまま会場へお越しください。
定員:60名(先着順)
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/museum/kikakutenji.html
町田市は、大津絵を50枚くらいコレクションとしてもっているんですね。2月11日には、大津市歴史博物館学芸員が講演をするそうで、それはそれで、おもしろそうです。
ニュース/博物館/マンガ/【13-12-26news富山】高岡市立博物館にコーナー 藤子・F・不二雄さん生誕80周年
高岡市立博物館は12月26日、同市出身の漫画家藤子・F・不二雄さんの生誕80周年を記 念する展示コーナーを開設する。幅広い層に人気のあるキャラクターの色鮮やかなフィギ ュアやパネル、複製原画などを展示し、博物館のにぎわい創出につなげる。
記念展示コーナーは常設展「高岡ものがたり」の一部に設置され、同館制作の藤子さん の紹介パネルをはじめ、キャラクターのフィギュアや「ドラえもん」の漫画など17点が 並ぶ。
展示期間は設けず、複製原画は30枚を随時入れ替える。初回は藤子さんの自画像「未 来の想い出」や富山の冬の気候に合わせた「エスパー魔美 雪の降る町を…」など4点が 飾られる。
常設展「高岡ものがたり」-楽しく知ろう!ひらめき・ミュージアム-
期間:入替えによる常設
時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館 月曜日
場所:高岡市立博物館 富山県高岡市古城1-5(高岡古城公園内) 電話:0766-20-1572
費用:無料
引用元
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TO20131226511.htm
高岡市立博物館サイト
常設展としているようですが、入れ替えによる常設のようなので、行く時期に展示が変わっているようですね。