図書館類・総合研究所ブログ

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ニュース/公共/【13-12-20news】伊賀市:新図書館建設の中間案、筆頭条件三つ盛り込む−−検討委 /三重

 伊賀市の新しい図書館を審議する新図書館建設計画検討委(会長、高倉一紀・皇学館大教授)は20日、建設地に関する三つの筆頭条件を盛り込んだ基本計画の中間案をまとめた。公共交通機関のアクセスがよい▽駐車場が確保できる▽災害時の被害を受けにくい−−との内容で、21日に勝本順子・市教育委員長に提出する。

 図書館施設計画では、運営・管理について「市の厳しい財政状況や今後の公共施設の維持管理も考慮し、直営・民間活用を問わず、最もふさわしい整備手法の検討が十分なされなければならない」と注文を付けた。

 本計画では、必要な機能として施設規模は3600平方メートル、蔵書数は40万冊としている。蔵書の4割にあたる16万冊は開架スペースに配置し、施設の構成では管内の6割強を利用者スペースに充てる計画。

 1月10日から24日までパブリックコメントを実施する方針。

http://www.iga-younet.co.jp/news1/2013/12/1.html 

http://mainichi.jp/area/mie/news/m20131221ddlk24010380000c.html

 

運営に関しては、委員会は方向性をさけた型だ。時流を考えれば、仕方ないのだろう。施設への答申内容は、蔵書40万冊で、3600㎡の規模の想定は、現実的な内容。欲を言えば、もう少し蔵書も施設規模もゆとりがほしいところだ。