【私的図書館評価】 文京区立目白図書館
「文京区立目白図書館」へ行ってきました。
※書店訪問と異なり、長らく勤務していた公共図書館については、辛口のコメントになることはお許しいただきたい。事実誤認があれば、訂正しますので、ご連絡ください。
訪問日:2013年11月17日
外観は、レンガ作り風の建物。まだ新しい感じがしたが、1983年オープンらしい。すでに30年経過していることになる。レンガの印象は鉄筋よりも柔らかく暖かみがあり、建築年数をうまく曖昧にする効果があるのでちょうどいい感じだ。
訪問したのが、夕方だったため、全体的に、利用者は少なかったのが残念だった。
区立図書館のHPに外観があったので、参考に。
http://www.lib.city.bunkyo.tokyo.jp/img/lib/06-mejiro/001.jpg
【フロア紹介】
建物は、2階建てで、1階は、一般書とCD。それと、規模の小さめの「新聞雑誌コーナー」がある。
帰りに気がついたのだが、この図書館はWi-Fiができるらしい。
2階は、半分が、児童コーナー、もう半分が、YAコーナーと一般書という構成。
同じく区立図書館のHPに、1階フロアの写真があったので。
http://www.lib.city.bunkyo.tokyo.jp/img/lib/06-mejiro/003.jpg
2階が、児童書というのも、どうなんだろうなと、素朴に感じたが、この辺りは、図書館の方針とか地域性もあるだろうし、どれがいいという気もない。
ただ、1階玄関を入ると、いきなり、右側にあるレファレンスコーナーに職員がいるので、これは、少々驚いた。利用者との間には適正な距離が必要だと思うが、この図書館は入るといきなり、職員がいるという、なんだか気まずさが残る職員配置になっている。図書館が狭いということもあるので、しかたないのだろうが。
【管理運営】
図書館流通センター(TRC)が運営を行っていた。指定管理者である。
職員の接客態度は、丁寧で、好印象だった。児童コーナーでも、子ども相手に感じのよい接客をしており、地域密着型という感じだった。
ただ、残念なのは、頻繁に、職員が配架に出てくるので、本をゆっくり見れなかった点か。これは土地柄もあるので、一概に良し悪しの判断はできないだろう。
【書架の印象】
書架の間隔は、やや広めにとっていて、車いすでも余裕で通れそうだ。この辺りは、好評価を出せる。
ただ、ここの書架は全体的に高い。蔵書数を優先した結果なのだろうが、一般書で7段、文庫本にいたっては、なんと11段もある。当然、上にある本は取れないので、踏み台が置いてあった。
正直なところ、最上段の一般書や、上にある文庫本は、とらないだろうなと感じざるを得なかった。
【請求記号】
小説には、請求記号がない。ただ一部の小説には、請求記号があるようなので、システム改変の時にでも、変更があったのだろうか。小説以外については、1段ラベルで最大5桁分類になっているようだった。請求記号シールには、色のついた縁取りシールを使用。茶、橙、緑の3種類あった。大人の請求記号に色シールを使用するのは、あまり見かけない。
【YAコーナー】
コーナー名は、「YAコーナー」。小規模の図書館なのでコレクションは見るべきものはない。YAシールはロゴを配した大きめの丸シールになっている。
マンガも置いていた。YAコーナーとしてではないようだ。
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*図書館情報 *
*文京区立目白図書館 *
*特 色:特になし *
*場 所:文京区関口3-17-9 *
*TEL :03-3943-5641 *
*H P:http://www.lib.city.bunkyo.tokyo.jp/lib06-mejiro.html *
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