「イタリア絵本の原画展」
イタリア絵本の原画展
訪問日:2013年11月13日
場 所:イタリア文化会館1F エキジビションホール
「イタリア」「絵本」というと、絵本の好きな人なら「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」がよく知られているが、今回の企画は、これとは異なり、イタリア文化会館で行われている「第13回イタリア語週間」の一環として開催されているらしい。
もともと、文化会館図書室を訪問するつもりで来たのだが、このポスターが目に入ってきた。
20分程度、立ち寄るつもりだったのが、軽く1時間を過ぎてしまった。
とにかく、原画の迫力がおもしろいのなんの。12人の絵本画家たちの競演だ。手法も作家によって様々。一人当たり5、6作品を展示していたので、全体で6、70点ほど、いや、もう少しあったかもしれないが、展示されていた。
一人づつ、物語に沿って展示されているため、それぞれの作品にもストーリー性があり、説明書きを読みながら進むと、やはり1時間くらいはかかると思われる。絵本の好きな人や、イラストに興味のある人は、もう少し余裕を持った方がいいだろう。
残念ながら、写真はtれなかったので、それぞれの作家とHPを紹介することにする。
岡田千晶
子どもの表情や目線をうまく捉えている作家。本人は意識しているかどうかわからないが、林明子が思い浮かぶのは、私だけではないだろう。
片山なのあ
とにかく、懐かしい感じのする、ほっこりするような絵を描く作家。この作風も絵本好きにはたまらないだろう。
フィリップ・ジョルダーノ
http://www.philip-giordano-pilipo.com/
藤本将
http://www.tis-home.com/susumu-fujimoto
版画なのか、版画タッチなのかよくわからなかったが、作風はレトロな味わいがあった。色使いも、抑制された色を好んでいるように思えた。
渡邊智子
http://www.studio14.jp/satoko/index.html
色鉛筆とパステルを使用して、淡い感じの作風が特徴的。
http://www.studio14.jp/michio/index.html
マンガ文化の影響も感じなくはないが、オリジナリティのある、強烈なキャラクターが楽しい。
たかいひろこ
http://www014.upp.so-net.ne.jp/takaihiroko/
絵本原画というより、イラストレーターとして、一つ一つの作品に、インパクトのあるのが特徴のようだ。
田島かおり
http://kaoritajima.wordpress.com/
マスコット・キャラクターのような描き方が特徴的。
豊福まきこ
HPを探せなかったので、申し訳ない。
はらだよしこ
HPを探せなかったので、申し訳ない。
深山まや
幻想的なタッチの絵が特徴。
山田真奈未
http://www.medialabo.co.jp/jungle/
ぱろる舎から、絵本を出版と言えば、何tなく作風もご理解いただけるだろうか。この方、たしか大阪出身だったような、プロフィールをみても関西の出版社や、イベントのイラストなどを手がけているようだ。
出入り口には、展示している作家の名刺もおいてあり、図書館関係者は、講演などでも申し出てみられてはいかがだろうか。書店や出版社だけに任せるのではなく、図書館や教育現場などでも活用をする機会があった方がいいように思うのだが。。。。。
最後に、出入り口には、ポストカードを中心に、ブックカバーや書籍なども販売していたので、この際、手に取ってみるのもいいかもしれない。
*********************************
*開催日程:2013年11月11日(月)~ 11月17日(日) *
* ※会期中無休開館時間11:00~18:00 *
*入場料:無料 *
*会 場:イタリア文化会館1階 *
*〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 *
*********************************