図書館類・総合研究所ブログ

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ニュース/公共/【13-12-24news公共】善意の本で復興支援 小松の団体、図書館再建運動

 小松市の女性起業家団体「小まめ」は、東日本大震災被災した岩手県陸前高田市に図書館を再建するため、古本を集める活動を始めた。メンバーは22、23日、小松市のひととものづくり科学館「サイエンスヒルズこまつ」で、来館者に「善意の本」を通じた復興支援への協力を求めた。

 活動は陸前高田市と本販売・買い取り業の「バリューブックス」(東京)の「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」の一環。同社が古本を査定し、その買い取り金額分を図書館再建の資金として同市に全て寄付する。

 プロジェクトは昨年4月に始まり、今年11月末現在で全国から103万170冊の本が集まった。累計寄付金額は1757万1699円となっている。

 小まめの八木由美子代表(49)=小松市長崎町=が今月中旬、交流サイト「フェイスブック」でプロジェクトを知り、被災地の子どもに夢を与える一助になればと、小まめの活動に取り入れた。

引用元

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20131224104.htm

陸前高田市図書館ゆめプロジェクトのサイト

http://books-rikuzen.jp

小松市の女性起業家団体「小まめ」のサイト

http://group-komame.jugem.jp/?month=201104

 

プロジェクトは、2013年12月末時点で、 1,079,198冊の書籍を送り、累計寄付金額が18,504,464円になっているそうです。プロジェクトも確かにすごいことですが、図書館に復興支援をしようといった企業家が出てくることが非常に重要だなと思います。

 

ニュース/公共/【13-12-21news公共】山口県立図書館の舞台裏巡る

 閉館後の図書館を見学する「図書館ナイトツアー X'masスペシャル」が21日、山口県立山口図書館であった。家族連れたち約10人が参加し、図書館の舞台裏をのぞいた。

 山口市内のハンドベルグループ「パークール Jr.」によるクリスマスソングのコンサートののち、参加者は普段立ち入ることができない書庫を見学。職員の林さんの解説を聞きながら大正時代の新聞を見たりした。

http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=18546&comment_sub_id=0&category_id=110&localfrom=local&category_list=110&pl=9407327063

http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/night-tour2013

 

閉館後の図書館を案内するって、なかなか楽しそうですね。

 

ニュース/展示会/【14-1-15〜19東京】西荻窪で「ソ連・東欧のマッチラベル展 3×5cmのユートピア」開催

 ソビエト時代のマッチラベル1万点を紹介。1950年代から70年代にかけ、ソ連で作られたマッチラベルを分類して展示。

 カラフルで、モチーフに富んだラベルは、見ているだけでわくわくするような不思議な魅力に満ちている。また多くのラベルに日本語の意味が添えられているのも嬉しい。一見しただけではわからないラベルも、その意味を理解する事でより一層楽しく見学ができるだろう。

ソ連・東欧のマッチラベル展 3×5cmのユートピア

会期:2014年1月15日(水)〜1月19日(日)

場所:東京・西荻窪FALL

住所:東京都杉並区西荻北 3-18-10 102

時間:12:00~20:00

休館日:月・火

TEL:03-5856-0522

引用元

http://www.fashion-press.net/news/9145

http://www.fashion-press.net/news/gallery/9145/160480

 

こういうおもしろ企画は大好きですよ。マッチラベルはその時々の世相を反映するので見ていて飽きないですよね。

 

ニュース/公共/【14-1-18〜25佐賀】100周年イベント「県立図書館フェスタin佐賀城本丸歴史館」開催

 佐賀県立図書館は1月25日、開館100周年記念イベント「県立図書館フェスタin佐賀城本丸歴史館」を、佐賀市の同歴史館で開催する。直木賞作家・林真理子さんの講演会(申込終了)やワークショップ、本のリサイクルフェアなどを企画している。

 このほか、様々なジャンルの書籍を、先着順でひとり10冊まで無料で持ち帰ることができる「本のリサイクルフェア」や、佐賀出身のアーティスト326さんによるしおり作りのワークショップがある。18~28日には、同図書館所蔵の「葉隠(小山本)」「龍造寺家文書」などの貴重なコレクションを公開する。

「県立図書館フェスタin佐賀城本丸歴史館」

期間:平成26年1月25日(土曜日)

場所:佐賀県立佐賀城本丸歴史館 佐賀県佐賀市城内2-18-1 Tel 0952-41-7550

入場:無料 

【講演会】

「小説を書く時間」 林真理子

場所 外御書院

時間 14時 ~ 15時30分  

※申込終了

【326と遊ぼう】(326は、佐賀県出身のポップアーティスト)

場所 御座の間

内容:

 11時~12時 トーク&サイン会

 13時~15時 絵本の読み聞かせ&しおりづくりワークショップ

※事前申込み不要

【本のリサイクルフェア】

場所:外御書院 四之間

時間:9時30分~(本がなくなり次第終了) 

【県立図書館貴重コレクション展】

 歴史的価値を持つ貴重な県立図書館秘蔵の資料を特別展で公開します。

 龍造寺家文書、葉隠(小山本)、三好十郎自筆原稿「奈良」など特別展だからこそ、通常は見ることの出来ない佐賀の宝を一堂に展示します。

場所:御小書院

日時:平成26年1月18日(土)〜1月28日(火)9時30分〜18時30分

引用元

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2599754.article.html

http://www.pref.saga.lg.jp/web/kisha/_75511/_76000.html

 

佐賀県立図書館は、開館100周年を迎えるんですか。リニューアルが1962年なので、それでも50年になるのか。佐賀県立は、いろいろな企画で頑張ってるようですね。

 

ニュース/マンガ/【14-1-26東京】<連続シンポジウム>マンガのアルケオロジー2 マンガ研究とアーカイブ

シンポジウム「マンガ研究とアーカイブ」では、アーカイブ構築におけるマンガの歴史研究の重要性を踏まえた上で、各施設の連携や、研究活動とアーカイブ構築の課題について検討し、今後のあり方を模索。

<第1部>

 13:05~13:15 連続シンポジウムについて

          夏目房之介 (マンガ・コラムニスト/学習院大学大学院教授)

 13:15~13:55 講演「マンガ研究とアーカイブ」

          清水勲 (京都国際マンガミュージアム研究顧問/日本仏学史学会会長)

 14:00~15:00 プレゼンテーション「マンガ収蔵の現状・事例報告」

          吉村和真(京都精華大学教授)

          宮本大人(明治大学准教授)

          表智之(北九州市漫画ミュージアム専門研究員)

          佐々木果(まんが編集者/学習院大学大学院非常勤講師)

<第2部>

 15:20~16:30 討議「マンガ・アーカイブの意義と課題」

          表智之、佐々木果、宮本大人吉村和真

 

日時:2014年1月26日(日)13~17時 / 開場 12時30分

場所:政策研究大学院大学1A会議室(東京都港区六本木7丁目22-1)

主催:文化庁 平成25年度メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業

入場:無料

要申込:締切 2014年1月25日(土) 

http://mediag.jp/project/project/archive.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

これは、なかなか面白そうな企画ですね。マンガをアーカイブの中で位置づけようとする意欲的な試み。

 

ニュース/ICT教育/IT/【13-12-25ICT教育】荒川区が全小中学校にタブレットPC導入 提案募集

 荒川区は、平成26年度におけるタブレットPCの区立小中学校全校への導入に向け、利用環境の設計・構築、機器構成、運用方法など総合的な提案を募集している。経費は37億5,500万円(上限)を予定。企画提案書提出期限は1月31日17時まで。

 同区では、電子黒板を区立小中学校の全普通教室に導入し、区立小学校3校と中学校1校でタブレットPCのモデル導入事業を開始するなど、積極的に教育の情報化に取り組んでいる。

 今回募集するのは、荒川区立小中学校(30校)で利用するタブレットPCの物品調達と利用環境の設計・構築、運用支援。履行期間は、平成26年4月1日から平成31年7月31日まで。経費は37億5,500万円(上限)。今回の提案では、見積額を重要な要素の1つとして審査するという。

引用元

http://www.rbbtoday.com/article/2013/12/25/115337.html

 

荒川区の小中学校にタブレットを導入するという計画ですが、わずか1ヶ月で提案をするという、やや強引な募集方法には違和感を感じます。おそらく意中の業者がもうすでに決まっているんだろうと思いますが、手法が古い気がしますね。まさかと思いますが、タブレット導入して終わりなどとはならないでしょうね。

 

ニュース/文具/【13-12-20文具】読んだ本の書名や日付をメモできる 図書館カード型しおり「ワタシ文庫」発売

 図書館の貸し出しカードのようなしおり「読書記憶しおり ワタシ文庫」を、“1人文房具メーカー”のBeahouseが発売した。450円(税抜き)。

 貸し出しカードを再現するため、ケナフ100GAという独特の風合いの紙を選んだ。また活版印刷のノスタルジックな雰囲気を再現するため、印刷をあえて雑にしているという。専用の封筒は本物の図書館グッズメーカーが販売する貸出カード用のポケット封筒を採用するなど、「徹底的にこだわって作りこんだ『ノスタルジックな貸出カード』」になっている。

引用元

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/20/news106.html 

 

あのレトロな「貸出カード」が、まさか「しおり」になって発売されるとは、、、、。大ヒットはしなさそうですが、マニアにはたまらないかも。