いつも思うのですが、カーリルは、ビジネスモデルを作るのがうまいですね。このウィジェットを利用することで、カーリルユーザーを増やす考え方ですかね。

　図書館検索サイト「カーリル」を運営する株式会社カーリルは9月13日、ウィジェット形式で図書館の蔵書検索機能をブログやウェブサイトに組み込める「カーリルウィジェット」の提供を開始した。利用は無料。

　カーリルウィジェットを利用することで、サイト訪問者はサイトやブログのオーナーが指定した書籍を全国6400以上の図書館から検索し、貸出状況を表示できる。

　カーリルは従来からオープンデータの活用促進のためAPIによる図書館データの流通性を高める取り組みを進めてきたが、プログラミング知識がないユーザーも手軽にカーリルの図書館検索を利用できるようウィジェットを提供開始した。

　カーリルウィジェットの利用は無料だが、利用するにはカーリルにログインして、ウィジェットのページで利用登録が必要。なお、TwitterやFacebook、Google、ヤフーなどのアカウント認証でもログインできる。

　カーリルではサイト上でのHTMLタグ発行に加え、大規模サイトやウェブサイトで利用する際の仕様についても公開。ウェブサービスからのシステム連携も可能だとしている。

【INTERNET Watch,工藤ひろえ】