図書館類・総合研究所ブログ

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ニュース/IT/【13-12-21IT】ビッグデータアナリティクス市場は2020年には3,422億円に

 矢野経済研究所によると、2012年のビッグデータアナリティクス市場規模は、事業者売上高ベースで1097億円、2012年から2020年のCAGR(年平均成長率)は15.3%で推移し、2020年には3422億円になると予測している。

 2020年までのビッグデータアナリティクス市場を短期、中期、長期において展望すると、短期(2012~2014年)では、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールなど既存ツールの普及が進むとともに、非構造データの解析などへのトライアルも進展し、解析受託サービス市場も拡大する見込み。

 中期(2015~2017年)では、簡易な解析ソフトウェアなどが登場し、ビッグデータアナリティクス市場の裾野が拡大する。またセンサーデータも増えはじめ、新たな価値を見出すための動きが活発化すると見られる。

 長期(2018~2020年)では、ビジネス運営にデータを活用することが一般化され、データ流通のインフラが重要性を増し、データマーケットプレイスなど新たな産業の創出が予測される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000015-mycomj-sci

 

この報告だと、ビッグデータの来年は、今年と同じく既存ツールでの運用といったところか。来年も、Forumでにぎわいそうだな。一部では、トライアルの動きの出てきている訳だから、研究所の所見は、正しいと思う。