図書館類・総合研究所ブログ

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「スヌーピー展〜しあわせはきみをもっと知ること」

スヌーピー展〜しあわせはきみをもっと知ること」

六本木の森アーツセンターギャラリーで、開催してました。

 

訪問日:2013年11月7日

場 所:森アーツセンターギャラリー

 

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ニマニマしながら、あっというまに、1時間半が経ってしまいました。

スヌーピーは、僕らの世代は初期と中期の間くらいに、読んでいたので、懐かしいの一言につきました。

僕は、スヌーピーより、チャーリー・ブラウン派でしたから、一生懸命、チャーリー・ブラウンの絵をまねしてました。最初は、谷川俊太郎の訳で、鶴書房から出版されてました。鶴書房ってなんだ?と思いながらも、本を買っていたのを覚えています。また、谷川俊太郎などは、こんなこと言ったら失礼ですけど、詩人としてより、ピーナッツ・ブックを訳してくれてるおじさんくらいにしか思ってませんでした。しかも、そのピーナッツ・ブックもいつの間にか、角川書店から出てるのにも、驚きました。

 

前置きは、こんなくらいにしておいて、この「スヌーピー展」は文句なく、おもしろかったです。ピーナッツ・ブックの紹介は当然として、作者チャールズ・M・シュルツの青年時代のスケッチなど非常に興味深いものがたくさん出展されていました。

 

会場は大きく言って初期、中期、後期の3段階で構成され、それぞれの時代チャーリー・ブラウンスヌーピーたちがどのように描かれてきたのかが紹介されていました。

 

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私は、初期から中期の前半までの作風に好きなんですが、会場に来ていた若い女性たちは、後期のスヌーピーのあたりで、盛り上がっていました。後期と言えばウッドストックが出てきたりしてますます、スヌーピーが人気者になった頃の先品です。逆に、初期の4つ足のスヌーピーや2頭身くらいのチャーリー・ブラウンのところでは「これなあに?」とか「スヌーピーじゃない」とか言っていました。

うーん、時代を感じますね。

 

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若い娘たちには、こっちの絵の方が、なじみ深いんでしょうね。

 

また、会場では、いろいろな工夫がなされていたのも特徴の一つでした。写真を撮れるエリアがあったり、スタンプを押せる空間があったり、買い物のフロアもあって、ぶらりと鑑賞しても、たっぷり1時間半くらいはかかってしまいます。

 

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鑑賞フロアの最後には、こんなコレクションがいくつも紹介されていました。すでにこの頃には、スヌーピーは2足歩行しているのが、わかります。

 

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このスヌーピーのぬいぐるみ、大きさもさることながら、500体しか制作されなかった貴重品です。

 

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*開催日程:2013年10月12日(土)~ 2014年1月5日(日)    *

* ※会期中無休開館時間10:00~20:00              *

* (12月31日をのぞく火曜日は17:00まで。入館は閉館30分前まで)* 

*会 場:森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ)    *

*〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F *

*お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)        *

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