図書館類・総合研究所ブログ

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廃校後の校舎 7割がホテルや病院などに生まれ変わっている NEWS ポストセブン 9月15日

文部科学省が、「~未来につなごう~『みんなの廃校』プロジェクト」を立ち上げたそうです。

詳細はこちらで。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1296809.htm

全国で7000校近くが廃校になっているそうですが、これを利用して図書館を建てない手はないですね。国庫補助も使えるようですし、図書館がない町村は500近くあります。図書館があっても、単館のみという自治体もかなりある状況です。今の図書館界がすべきはまず図書館の敷地を増やすこと。箱さえ確保できれば物、人はついてきます。人については委託や指定管理者制度を利用することにもなるでしょうが、それは大きな問題ではありません。全国の図書館未設置状態を解消すること、単館を克服することができれば日本の図書館の飛躍的発展につながります。

このプロジェクトを使わない手はないですね。

 

 

 廃校とは少子化による生徒数の減少、市町村合併に伴う統廃合などにより廃止となった学校のこと。平成23年度は全国で474校が廃校になった。文部科学省が調査を開始した平成4年度から平成23年度までの約20年間に、実に6834校が廃校となっている。こうした状況を背景に近年、文部科学省が「~未来につなごう~『みんなの廃校』プロジェクト」を立ち上げるなど、廃校の再利用が進められてきた。学校としての役目を終えた建物の約7割がいま、宿泊施設やレストラン、美術館や病院、教育施設など、地域の新たな拠点として生まれ変わっている。

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130915-00000002-pseven-bus_all